こんな部位も馬刺しで食べられるんです
切~りたて お~いしい~ 馬料理~♪
やっぱりカニより馬でしょ! ちょっぴり寒くなってきてカニの通販番組なんかも目にするようになりました。 そろそろお正月の準備・・・というのは少し気が早いでしょうか。 大阪の馬刺しファンのみなさま、カニへの浮気は許しまへんで~。 どうも、こんにちは。大阪馬肉屋の喜多です。
カニも美味しいですよね。 身だけでなくカニ味噌も食べられて、1つで二度美味しいお得感があります。 馬肉は馬刺しだけでも10数種もの部位がありますので、1つで三度いや四度、様々な部位の美味しさを楽しんでいただけます。 今回は大阪馬肉屋の馬刺しメニュー19種類の中でも珍しい部位をいくつかご紹介していきます。 この部位を食べたら、あなたも立派な馬刺しストでっしぇ。 それでは、早速紹介いってみましょう!
馬刺し ハツ(心臓)
ハツ(心臓)も馬肉なら生で馬刺しで食べられます。 あっさりとした味わいに少しコリコリとした歯ごたえ。 馬刺しのタレで食べるのもよし、お塩とごま油であっさり食べるもよし、なんです。 私、喜多は塩とごま油派です。 みなさんも一度食べ比べしてみて下さいませ。
[ 参考画像:馬刺しハツ]
馬刺し 心根(大動脈)
心根(しんね)と読むのですが、どこの部位かといいますと、実はこの心根は 『 血管 』 なんです。 心臓の近くの大動脈。 岡山県では「ヨメナカセ」と言ったりするそうですね。 心根の特徴はなんといっても 『 食感 』 。 コリコリッ とした歯ごたえで、例えると焼肉屋さんで食べる牛の 『 ミノ 』 のような食感。 馬刺しのタレで食べても美味しいのですが、あっさりとしていますので 『 ポン酢 』 でもよく合います。 切り方も他の部位と少し異なり、 歯ごたえが強いので薄く千切りのようにカットするのがオススメです。
馬刺し タン(舌)
タンも馬肉なら生で食べられちゃいます。 牛タンと同様に程よい歯ごたえがあります。 牛のタンとの違いは 『 旨みの濃厚さ 』 です。 牛タンよりも馬タンの方が、肉の深い旨みが濃いんです(あくまでも喜多の個人的な感想です)。 本場、熊本でもなかなか手に入らない部位ですので、当店では常に品薄。 タン刺しを目当てに来店されるときは、お電話などで当日に在庫の確認をお願いいたします。
馬刺し 生レバー(肝)
なんといっても馬刺しでは 【 レバー 】 も生で食べられます。
牛のレバーの生食が禁止になって早数年(豚レバーも法律で禁止されました)。 飲食店で牛や豚のレバーを 「 表面を軽く炙って食べてね~ 」 的なメニューを見かけることがありますが、正直言って危険です。 保健所には 「 牛と豚のレバーは中までしっかり加熱して提供してください 」 という注意喚起のチラシが置いてありました。
とはいえ、生レバーってものすごく美味しいのに久しく食べていない方がほとんどだと思います。 大阪馬肉屋で取り扱う馬の生レバーの特徴は2つ。
① ほとんど臭みがない (新鮮)
② プリプリした食感 (新鮮)
③ 安全 (これが一番重要!)
以上の2つ。 牛レバーよりも臭みがなく、新鮮なので牛レバーよりもプリッとした歯ごたえです。 ゴマ油に少量のお塩を入れて食べると......ウマー!ウマー!ヒヒ~ン!もう言葉は要りません。 久しぶりに生レバーを味わってみませんか?
【 ご注意 】 ものすごく希少な部位ですので、生レバーのみの販売はできません。 詳しい購入条件や在庫状況はお電話でお問い合わせください。
[ 参考画像:馬刺し 生レバー]
まとめ
● 大阪馬肉屋は、馬刺しだけで常時10数種を取り揃えている
● 馬刺しはいろんな部位を生で食べられる(素敵)
※店舗によって取り扱う部位に違いがありますので、来店の際は各店にお電話していただくか大阪馬肉屋のウェブサイトにて各店の取扱部位をご確認ください。
本日もブログを書く度に馬刺しを食べたくなる喜多がお送りしました。