愛犬（猫）も大喜び？生の馬肉が愛犬（猫）の食事に最適な訳

2017年1月18日

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2017年3月7日　特選馬ミンチ特設ページを開設しました
→ 馬肉専門店の犬用特選馬ミンチ（生食可能）
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馬肉は犬や猫にとってもいい食べ物だと言われていますが、なぜなのでしょうか？

ワンちゃんやネコちゃんに馬肉を生で食べさせるのが良いのでしょうか？また、一度にどれくらいの量をあげると良いのでしょうか？新年（2017年）一発目の馬ログは大阪馬肉屋（直営店と一部FC店）で取り扱っています馬肉ミンチについて解説していきます。愛犬に馬肉を食べさせようかお考え方や馬肉は犬にとってどのような食材なのか知りたい方は必見です。

馬肉ファンと愛犬（猫）家のみなさん、こんにちは！大阪馬肉屋の喜多です。今回はペット用の馬肉について解説していきます。目次はこんな感じ。

1.馬肉の特徴
2.馬肉の成分について
3.馬肉のカロリーについて
4.犬に生で食べさせてもいいのか
5.犬にどれくらいの量を与えるのがいいのか
6.冷凍庫でどれくらい保存できるのか
7.冷凍庫でどれくらい保存できるか
8.こんなワンちゃんにオススメ
9.まとめ

1.馬肉の特徴

馬肉は我々人間でも馬刺しとして生で安心して食べることができる唯一の食肉です。他のお肉との大きな違いと言えるでしょう。馬肉を生で食べても安全な理由がいくつかあります。

①（馬の）体温が（他の食肉用動物と比べて）高い
馬は牛や豚といった他の家畜されている動物と比べて、体温が5～6℃ほど高いので、ヒトにとって有害となる寄生虫や雑菌が付きにくいそうです。

②「反芻動物」（複数の胃を持つ動物）ではないこと
反芻(はんすう)とは...特定の種類の哺乳類が行う食事の摂取方法で、まず食物を口の中で咀嚼し、反芻胃に送り一部消化したのちに、再び口に戻して咀嚼するという過程を繰り返し食物を消化する動物のことです。反芻をして食物を摂取する動物（牛、羊、鹿など）は腸管出血性大腸菌（O157等）を保菌しているケースがあり、その動物の肉を生で食べることは危険です。馬は反芻しないため腸管出血性大腸菌を持っている可能性がとても低いのです。

このように馬肉は 生で食べても安全なお肉 ということが最大の特徴でしょう。

2.馬肉の成分について

馬肉は他の食肉に比べて、グリコーゲン、ビタミンA、ビタミンE、鉄分、カルシウム等が多く含まれてます。グリコーゲンには【疲労回復】【集中力を高める】などのメリットがあると言われています。また、タンパク質の量も多いので、馬肉を食べることによって身体を作る上で欠かせないアミノ酸も多く摂取することができます。近年、馬肉の健康効果が注目されており、滋養強壮などに効果があると言われているのは栄養が豊富に含まれているからなのですね。

3.馬肉のカロリーについて

さらに馬肉は他の食肉（牛、豚など）と比べてカロリーが低く、赤身の馬肉 100g あたり約110kcal。牛肉や豚肉のカロリーは100g当たり200～300kcal ですので、なんと約半分。 100gで110kcalというと鶏肉のササミとほぼ変わりません。馬肉はとてもヘルシーなお肉なのです。

牛肉　100g　≒　200～300kcal
豚肉　100g　≒　200～400kcal
鶏肉　100g　≒　105kcal（ササミ）
馬肉　100g　≒　110kcal（赤身）

[ 参考画像：ペット用馬ミンチ(盛り付け例：馬ミンチ + ドッグフード) ]

4.犬に生で食べさせてもいいのか

ここまでは馬肉の基礎知識について、解説してまいりました。さてここで本題、生の馬肉を我が家のかわいい愛犬や愛猫に食べさせても大丈夫なのか？

結論から申し上げますと【全く問題ありません】我々人間が生で食べれる品質のお肉ですから、ワンちゃんやネコちゃんが生で食べても問題はないでしょう。しかし、いくつか注意点がありますのでお気をつけください。

①ワンちゃん・ネコちゃんの体調や体質によっては生肉が合わない場合も
ワンちゃん・ネコちゃんの年齢・体調・体質はヒト同様に様々。また、ずっとドッグフードやボイルされたお肉で慣れているワンちゃん・ネコちゃんは最初食いつきが悪いこともあります。食いつきが悪いときは下記の『 6.食いつきが悪いときは』をご参照ください。

②食べ過ぎには注意
我々ヒトでも同じですが、食べ過ぎはやはりよくありません。お腹が緩くなったり、戻してしまう原因にもなりますので適量を与えることが重要です。

5.犬にどれくらいの量を与えるのがいいのか

馬肉は栄養価が高く、愛犬に生で食べさせてもいい食材だということはわかりました。ではどのくらいの量が適量なのでしょうか。

【 愛犬の体重の1～2％が良い 】

一般的に言われているのが、1日の摂取量の目安は体重の1～2％。体重が5kgのワンちゃんですと50g～100g。ということになります。

ただし、食事の内容をいきなりすべて馬肉にすると体調を崩す恐れもありますので、今与えている食事を少し減らし、馬肉を加えるのがベストかと思います。

当店のリピーターさんの多くも始めは今までのフードを少し減らして、馬肉を少し加え、慣れてきたら、比率を変えて生肉を増やしていったというお客様が多いようです。またドッグフードと馬肉の比率は6：4と少しドッグフードが多めくらいが（経済的にも）良いでしょう。

[ 参考画像：愛犬用馬ミンチを食べている様子 ]

6.食いつきが悪いときは

最初は食いつきが悪いというワンちゃんもいるようです。食いつきが悪いときは一度加熱して与えてみてください。加熱方法はボイルがオススメです。少しずつレアの状態にしていき慣れさせていくことをオススメします。

7.冷凍庫でどれくらい保存できるか

当店の馬肉は馬刺し用の馬肉もペット用馬ミンチもすべて冷凍庫での保存です。その時々の在庫状況により多少ズレはありますが、短くても2週間、長いものですと5ヶ月ほど冷凍庫内で保存が可能です。

[ 参考画像：愛犬用馬ミンチ (冷凍真空パックの状態) ]

8.こんなワンちゃんにオススメ

生の馬肉はこんなワンちゃんにオススメです。
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①毛ヅヤをキレイにしたい
②高齢のワンちゃんに
③ダイエットしたいワンちゃんに
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栄養たっぷりの馬肉は栄養素がたっぷりでワンちゃんの毛ヅヤもピカピカになるとここと。また、低カロリー高タンパクですので、高齢のワンちゃんやダイエットをしたいワンちゃんにもピッタリなお肉なのです。生で与えることで酵素もしっかり摂ることができて、ペットにとっては良いことづくめ。

9.まとめ

■ 馬肉は愛犬にも安心して生で与えられるお肉
■ 下痢や嘔吐の原因になるので与え過ぎには注意
■ 1日に与える量は犬の体重の1～2％
■ 生で食べてくれない場合は加熱して与えてみる、徐々にレアにしていく
■ 低カロリー高タンパクなのでダイエットさせたいワンちゃんや高齢のワンちゃんにもオススメ
■ 毛ヅヤを良くしたいワンちゃんにも生の馬肉がオススメ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では愛犬用の馬肉について成分から解説してみました。愛犬に馬肉を与えることをお考えの方にとって参考になれば幸いです。大阪馬肉屋でも下記の店舗にて愛犬用馬肉ミンチの販売をしておりますので、お気軽に電話等で質問してくださいね。

大阪馬肉屋　喜多